こんにちは!攻略班ミカヅキです!
今回は前回に引き続いて有給、すなわち有給休暇がテーマです。
前回は私の身の上話をしていたら肝心な有給の中身について触れることがあまり出来なかったので今回は有給休暇の存在意義についてまで含めてしっかりバチコリ解説していきたいと思います。
それでは早速始めて行きましょう!(*^^)/お願いいたします。
集団の和を乱す反逆行為?!
それではまずは正攻法での取得の仕方について解説していきましょう!
この有給休暇という制度は基本的には労働者の権利として認められていて
建前上、誰でも好きな時に好きなだけ取得することができます
しかし、賢明なこのブログの読者の皆様は既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが
そんな理屈だけがまかり通るの世界であれば、戦争は起こりませんよねww
この世界には有給休暇を絵に描いた餅だの、形式上だけあるだけだの、そんなもん取れるわけないだの
実際は怨嗟の声が満ちあふれているわけです笑。
この世界は残酷なんだ…(←進撃の巨人ファン)
皆有給休暇を取得したいと願っていても、様々な要因が重なり合い、結局は使い切ることも叶わずに毎年消えていくという方がほとんどでしょう。
そんな悲しい現実を変えるための一つの手段や考え方を一公務員として今回は解説させて頂きたいと思います。
もしかすると民間企業からの視点ではないため、ギャップや食い違いがあるかもしれませんが
あくまで参考程度に留めて頂けると幸いです。
まずこの有給休暇というものは私達が幼少の頃よりたたき込まれてきた集団行動というものに逆らう
いわゆる一種の反逆行為的な意味合いを帯びた極悪な制度となっています。
いきなりわけわかんないこと言うな!!
と言われてしまうくらいぶっ飛んだ言い回しですが笑
これにはちゃんと理由があります!!
そもそも有給というモノは従業員の心身のリフレッシュを目的に給料が発生する状態で休暇を与える制度のことで
当然ながら休暇を与えられた日は有給を取得した当人以外の人は通常営業で仕事をしているわけです。
この時点で集団とは違う行動を取ってしまうわけ何ですね。(悲しいね…)
皆はちゃんと休まずに会社に来て仕事を頑張っているのに、あいつだけ有給を使って休んでいる…
こんな風に見えてしまってもしょうがないじゃないですか笑 人間だもの。(みつお)
ただでさえ集団行動で右ならえ精神が染みこんでいる日本人にとっては致命的なまでに
集団の和を乱す行為としてアンテナが反応せざるを得ない行為なんですよこれ…
そんなこと思う事自体ダメだろ!!!!
有給休暇は労働者に与えられた権利なんだから気兼ねなく使えないとおかしい!!!!
お前みたいな考え方をするヤツがいるから有給休暇取得が進まないんだ!!!!
などなど御意見をお持ちの方も沢山いらっしゃると思いますし、私自身理屈ではそれが正しいと考えております。
ですが!!!!!
私がここでお話させて頂いているのは、理屈ではなく、感情のお話です。
どんなに制度上取り繕ったとしても、その制度を動かすのは血の通った人間です!!!!
有給休暇制度から100%感情を排除することは叶いません!!!!
なので有給を取得しやすいかどうかというのは周りの環境…
すなわち自分の周りの方々との人間関係の円滑さに全てがかかってきます!
人間関係を度外した有給取得は周囲から凄まじいまでのヘイトを稼ぐ恐れがあるため
はっきりいって自分の首を絞めてしまいかねない危険な行為と言わざるを得ません。
有給を取る事そのものが集団の和から逸脱した行為である以上
取得の際には集団の和を乱さないように周りには最深の注意と警戒を払いながら
ことは慎重に進める必要があると言えるでしょう。
制度の趣旨がどうあれ有給とは集団の和を乱す犯罪?行為
正攻法で取るのであれば周囲へのケアは欠かせない!!
有給と引き替えに失うモノ
給料がもらえるにも関わらず休暇がもらえてしまうというめちゃくちゃお得な制度、有給!!
それはなんとも甘美で魅力的な甘い蜜のような響きを伴います。
しかし、この甘い蜜を吸うためには様々な困難が伴ってくるのです。
その最も最たるものが気兼ねです
最近では働き方改革の影響で表面上は有給を取得しやすい職場作りが進められてはいます。
なので上司から気兼ねなく有給使って良いからね~という言葉をよく頂く方も多いのではないでしょうか?
かくいう私もその一人です。
しかし、いくら周りの人が休んで良いという雰囲気を作ってくれているとしても
一人が休んだ結果その分の負担が生じるのは当然です!!
本来であれば休まずにその人が片付けるべき急な案件が入った時の対応や
人数が減った分のカバーを被るのは当然同じ部署の仲間になります。
人間関係を円滑に保つためにも私も普段は決して口がさけても言えないことですが、
このブログ内だけ限定☆ではっきり申し上げましょう!!!!
有給を取られると確実に周りに迷惑がかかります!!!!
迷惑をかけしてしまうから休み明けには昨日はお休み頂きありがとうございましたとぺこぺこ頭を下げて挨拶回りを行いますし
2日以上連続で休むなどと言った大きな負担をかけた場合は菓子折をもって挨拶に回るなど
必至に周りのケアに努めるわけです。
そして私はこの周りの人に別に悪い事をしたわけでもないのにも関わらず休み明けにぺこぺこ頭を下げて回るのが心の底から大っ嫌いなのです笑
たとえ建前上のことだとしても有給を使うことは労働者の権利なわけで何も悪い事をしているわけではないのですから休み明けに出勤して堂々としていればいいのに…とあくまで個人的には思います。
でも、現実問題
業務上迷惑が周りにかかってしまっているのも事実なので
致し方のないこととちゃんと理解はしております。
それでもリフレッシュ目的であるにも関わらず
有給を取ると本当に周りに気兼ねして普通に働くよりも2~3倍気疲れがどっと押し寄せるのもまた事実でしょう。
有給は悪いことではないにも関わらず、有給明けは必ず周りの人に頭を下げる…なぜか?
はっきり言って有給をとることは周りへの迷惑行為そのもの!!!!
迷惑行為の代償に頭を下げる…悲しいけどコレが現実
何の代償もなく休みが取れるわけがない(当たり前)
こんな書き方をしているとお前のような古くさい考え方をしているヤツがいるから有給が取れない!!
と関係各所からお叱りを受けてしまうこと間違いなしなのですが、
私個人の立ち位置としてはなんとかこの悪しき風習を変えていきたいと思う側の人間です!!
しかし、この有給を取るという行為が表面上は決して口にできないとはいえ立派な迷惑行為であり
周りの同僚に気を使ってしまうというのもまた変えがたい現実であるのもまま事実です。
※この思ってても口にできないという一種の抑制も有給を悪者に仕立てている要因な気が個人的にはしております…
私はこの現象を気金を払うと勝手に名付けております。
確かに有給を使うのに直接的な金銭を払うわけではありませんが、心のすり減り方が本当にヤバイのです…
メンタルが墜ちて鬱と診断された経験も持つ私から言わせて頂ければ
この気金というものを払いすぎるとどんどん心が病んでいくので大変危険です。
最悪の場合、心が壊れてご飯も何も喉を通らなくなり身体が一切身動きを取れなくなってしまいます(経験済み)
この気金というものは目に見えないバロメーターではありますが
日常生活を送る上で本当に大切な生きるための力です。
便宜上有給は理由なく取得可能ですが、
この気金という大金を支払う必要がある以上、気兼ねなくぽんぽん取ってたら心が持たなくなること間違いなしです!!!!
全然ノーリスクどころか多大なる心理的負担という凄まじいリスクが伴う上に
仮に無事に取れたとしても、良い意味で職場のことを考えないようにするという鋼のメンタルも要求されます。
私の場合は豆腐メンタルで心が弱いので、有給を取得した日はどうしてもずる休みをした申し訳なさから心穏やかに過ごすことが出来ずに困ってしまいます…(別にずる休みではないのですが感情的にどうしても割り切れないんですね泣)
有給中のこの心理的負担というバッドステータス状態は、ポケモンでいうところのさながら毒状態のような感じと言ったところでしょうか笑
じわじわメンタルゲージが毒におかされてすり減っていくような感じですww
- 有給を取るまでの周りへの根回し&配慮で心をすり減らし
- 有給中もずる休みの罪悪感で心をすり減らし
- 有給明けも周りに頭を下げて回って心をすり減らす
はい、スリーアウト!!チェンジです(人生にチェンジはない(絶望))
よってこの有給休暇という制度は(制度上の理屈・建前云々は抜きにして)
よほどメンタルが強くないと取る事ができないという凄まじい心折り設計な制度となっているのです。
私みたいなメンタル豆腐だと本当に欠片もリフレッシュなんて出来ませんし
リスクありすぎて取る事なんてできないですから、皆取れないと嘆いているわけですね。
本当に労働者にリフレッシュを!っていう理想だけを掲げて現実をまったく見ていない
絵に描いた餅のようなクソ制度だと個人的に思います笑笑
確かに今の自分の通常業務をとなりの人に全部押しつけて有給取るから何かあったときもよろしく(*^^)/
していけるのであれば建前上よほどの業務上の支障が認められる時でなければ有給申請は拒否できませんから有給を取得することはできます。
しかし、そんなことをすれば周りの同僚から確実に反感を食らいますし、
周りの心証が悪くなれば仕事がうまく回らずに最悪その職場から村八分を食らってしまって居場所を失ってしまうことも十分にあり得るでしょう。
私の同期が2日有給を取得する際に苦笑いをしながら言ったこんな言葉があります。
2日も休んじゃったら私の席無くなってるかもしれないね…笑
この震えるような怯えた声から紡がれたこの言葉は周りに2日も多大な迷惑をかけてしまうのだから
自分が村八分にされてもしょうがないという悲しみが込められており、当時の私はかける言葉が見つかりませんでした。(とりあえず、ゆっくり休んでおいでって言っておきました)
やっぱり雇われ労働者に自由なんてものは絵に描いた餅であり、遠い夢物語なのかもしれません(遠い目)
有給休暇という制度は心折り設計!!
理想と現実がまったくかみ合って折らずまともに取得しようとすればメンタルに多大なダメージを負いかねない!!
ではまともに取らなかった場合はどうなるのか…?
終わりに~有給とはお金そのもの
ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。
今回は有給というテーマを元に2本にわたって記事を書かせて頂きました。
有給とモノは本来であれば自分が働くはずだった時給分のお金をタダでもらう行為なのですから
時間というよりもお金と一緒のものです。
ですので、ストックできる日数をオーバーした分については勝手に時効で消えていくのはおかしいと私はずっと思っていますし、積極的に使っていった方がお得なのにと考えています。
ですが現実では激務に加えて周りの人間関係の兼ね合いや集団行動から逸脱する日本人特有の心理も伴って取得することは困難そのもの。
であれば取る事が困難であるのであればせめてお金に換金する自由くらいは与えてくれてもいいいのに…と心の底から願ってやみません。
雇われ労働者は自分の大切な時間を切り売りして生きていくのが世の常
週5日以上1日8時間以上という大変の時間を拘束され日々厳しい現実と向き合い生きている私達にとっては時間というものを捻出するのは非常に困難なことなのです。
ビジネス書で最強の時間術なんて本がずらーっと並べられているのがその証拠でしょう。
誰もが時間がなく、あくせくと苦労し、必死にない時間をひねり出そうと努力しています。
時間を取る事が難しい以上せめて単純にお金でもらえた方がそのお金を使って心身のリフレッシュも図れますしよほど合理的でしょう。
しかし、有給をお金に換えるなどということは財政上厳しいというのが行政の側でも現実です。
貧乏暇なしとはよく言ったもので誰にでもできる労働から生まれる安い賃金では
一向に暮らし向きは楽にならず一生暇なく労働に苦しむハメになる恐れが現実にあります。
この有給一つ取得するのにかかる困難さに見え隠れする雇われ労働者というものの立場の弱さをしっかりと噛み締めて、これからの人生についてしっかりと考えて行きたいと
私自身考えている次第でございます!
後書きなのに長くなってしまって申し訳ありません(..;)
それでは今回はこの辺で終わりにしていきましょう!
最後までおつきあい頂き本当にありがとうございました!!
失礼いたします!
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